内容紹介
後宮では賢さこそが美しさ。13世紀、地上最強の大帝国「モンゴル帝国」の捕虜となり、後宮に仕えることになった女・ファーティマは、当時世界最高レベルの医療技術や科学知識を誇るイランの出身。その知識と知恵を持ち、自分の才能を発揮できる世界を求めていたファーティマは、第2代皇帝・オゴタイの第6夫人でモンゴル帝国に複雑な思いを抱く女・ドレゲネと出会い、そして……!? 大帝国を揺るがす女ふたりのモンゴル後宮譚!
レビュー1
5/52025/04/15 SARA
それぞれの運命が絡みつくような人間模様が秀逸 可愛い絵柄で凄惨なことも描かれていく また、女性の扱いや奴隷の扱いなど当時のモンゴルやペルシャの制度がなかなか興味深い