内容紹介
圭と付き合うようになった。直接の担当ではなくなったものの相変わらずのマイペースさと我が儘に振り回されている。念願のファッション誌の同僚からは、お宅の圭君は気位の高い血統書付きの猫みたいなものだもの、なんて言われてしまう。お宅のって言うのは止めて欲しい。でも写真週刊誌に特集されるくらいの美形ではある。いよいよ彼も単なる小説家じゃなくて有名人。圭と2人で外へ出ると次々と女性達が寄ってくる。マスコミの力ってやっぱり凄い。年上の元担当編集者が恋人だなんて分かったら一大センセーションね。編集長から創刊号に圭に書いて貰うように言われ、頼むとあっさり引き受けてくれた。でも何だかご機嫌斜め見たいで…。
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