内容紹介
芦刈正美(あしかり・まさみ)は3年前、夫が部下の若い女の子と浮気して子供をつくったことが原因で離婚、今はひとり身の境遇で花屋で働いていたが、元姑のつね子のことが心配だった。というのも、その後元夫は再婚した例の若い女の子の実家に転がり込んでしまったため、今、元姑はひとり暮らしなのだ。元夫に対しては言いたいことが山ほどあるが、正美は気さくで筋の通った元姑のことは大好きだった。今でもよい友人だと思っている元姑の状況が気になり訪ねていってみると、なんと末期がんで入院しているという。そして今やただの赤の他人関係であるにもかかわらず、元姑は正美にあるものを遺そうとするのだった――…。(※本コンテンツは合冊版「ご近所騒がせな女たちVol.8-3~特集/迷惑すぎる女」の内容と重複しています。ご注意ください)
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