内容紹介
舞台は大正8年。没落士族出身の南部咲久子(なんぶ・さくこ)と貧しい農家出身の石上卯乃(いしがみ・うの)は、固い絆で結ばれていた。家庭の事情で東北から東京の紡績工場へ奉公に出る2人だったが、到着した先は憧れの帝都・東京とは違う牢獄のような施設。しかし、2人は自分の信念を曲げずに夢に向かって前進し……。激動の時代をたくましく生き抜く2人の女性の人生を描いた大河ドラマ、完結!【5~7巻収録】
レビュー2
4/52024/11/07 (*^^*)
面白いんだけど、最後が駆け足すぎた
5/52022/09/22 ひろころころりん
圧巻です。実際に明治後期~戦後の日本をベースに、やや右寄り咲久子が権力と立場を使い進んで行く。かなり左寄り卯乃は這いつくばっても己の信念を守って行く。 日本人女性のたおやかな強さ、美しさの対比が描かれた名作ですっ〓 あれから30年、東日本大震災から立ち上がる東北の強さの根本的な原動力が、わかったような気がする。当時市川先生は、ご主人の両親の戦中戦後の話を参考にされたとか します(≧∇≦)b