内容紹介
王子でありながら侮られ、帝国に人質として送られたレオナ。若き覇王・タールグは、王族らしくない彼が、わざと愚鈍を装っているのではと疑いを抱く。多くの裏切りを経験し、他人を信じることができなくなっていたのだ。レオナの真意を探るため、篭絡せんとタールグは甘い言葉で彼に迫る。一方レオナは、役に立ちたいと始めた品種改良を「偉大な仕事だ」と認められ、急速にタールグに惹かれていた。偽りのないレオナの純真さは、氷のように凝ったタールグの心を溶かし…?【電子特別版】佐竹笙先生の書き下ろしショートストーリー「冷酷な覇王の甘い一日」を収録!
レビュー1
3/52024/10/26 名無し
ストーリーはとても丁寧に描かれていて攻や受の心情に感情移入しやすかったです。ただスカッとしたい部分はまるっとカットされてしまっていたのでその分星は減らさせて貰いました。ターに恋慕している大臣の処罰や最低最悪な大伯父の最後とかスッキリしたい所は全カットになっているのが本当に残念でした。その部分を含めて前後編の2巻位で出して欲しかったですね。