内容紹介
木葉優児、またの名を牙。マーダーライセンス(殺人許可証)を持つ彼は、日本国内の治安が乱れる中で、凶悪な犯罪者たちと闘うためなら殺人さえも許可された男。実の父親である内閣総理大臣・板垣重正の影となって、犯罪組織に毒牙を剥く! 軍産複合体の世界的組織WHO(フー)は、戦争によって利益をもたらすためなら手段を選ばぬ外道集団である。世界が着々と和平への道を歩む中、WHOにとっていまだ紛争の火種くすぶるボスニア・ヘルツェゴビナの3民族、セルビア人、クロアチア人、ムスリム人がキーポイントだった。WHOは民族紛争長期化の妨げとなる米国のクラストン、ロシアのエリチェンコ両大統領、日本の板垣首相の三首脳をまず暗殺し、さらに紛争を一触即発状態へと導こうとする。三首脳の救出とWHOの暴挙による紛争拡大を防ぐため、牙はたったひとりでサラエボへ向かう。そこで待ち受けていたのは…!? バイオレンスアクション大作のファーストシリーズ、いよいよクライマックスの最終章(全22巻)!
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