内容紹介
【第1章】5歳で藤井家の養子として迎えられた勇気は、長らく子どもが授からなかった養母に溺愛され育てられてきた。だがいつの頃か、養母に抱きしめられると淋しく悲しくなるようになっていた。そして12歳の時、勇気は突然学校に行けなくなってしまう。いい子でいなければママが悲しむ……でもつらい、怖い。勇気の中で何かが変わり始めていた。15歳で父親が誰かもわからない勇気を生み、そして自殺してしまった実母・春菜。僕はお母さんのことを何も知らない。勇気は自分の《真実》そして《生》を求めてさまようことになる。そしてその1歩は、長い長い暗闇のトンネルの入り口に過ぎなかった。岡本ゆり先生が描く愛と衝撃の大河ロマンの傑作、第1巻(全4巻)!
レビュー1
5/52022/05/18 本庄実乃
ただただ悲しかった… 子どもはおもちゃじゃないと考えさせられる作品でした。