内容紹介
並木雄二・36歳。かつてプロ野球選手として活躍していた過去がある。決め球のシュートの多投により肘を故障し、引退。現在はサラリーマンとして日々を過ごしていた。現役時代とは収入が減りはしたが、親子4人で不自由のない平和な毎日を送っていたはずだったのだが……。なぜか、毎夜のように現役投手としてマウンドに立ち、打たれるという夢を見る。そんなある日、現役時代にバッテリーを組んでいた益山と出会い、思い出話をするうちに並木の中で何かが芽生え始めだした……。男の夢やロマン、厳しい現実などを描いた柳沢きみおの傑作がここに登場!!
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