内容紹介
ベストセラー漫画『ナニワ金融道』の作者であり、2003年に亡くなってからも、今でもカリスマとして多くの支持を集めている青木雄二氏。そんな青木雄二氏の漫画の原点ともいうべき作品を集めた作品集となっているのだ。『ゼニ漫画』の原点となっているだけでなく、漫画家デビューのきっかけとなった作品『50億円の約束手形』や、亡くなってから発見された、25歳時の本当の処女作『盛場ブルース』など、どの作品を読んでも「青木雄二のルーツがここにある!」と感じることができる作品ばかり。すべての作品の内容的には「ゼニ」にまつわる非情な世界や、現在社会の矛盾などが鋭く描かれているのであるが、それこそがまさに青木哲学の真骨頂! また、各作品のあとには、青木雄二氏自身による各作品の解説や、その作品のテーマに関連した実用的なコラムも掲載されて、「ゼニ」に関する「掟」を漫画と文章とで理解できる1冊となっているのである。
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