内容紹介
11月の東京・新宿。潜水艇操縦士の小野寺俊夫は立ち寄った飲み屋で「ビルが突然地中に飲みこまれる」という不可解な事件に遭遇する。偶然居合わせたレスキュー隊員の機転で窮地を脱したかに思われたが、それは日本に起こる災厄の序章にすぎなかった…
レビュー1
5/52021/10/11 焼き肉
作中で政府が発表した「東京で大地震が発生した場合の死者想定数が一万人」について「それで済むわけがない」と描かれてる。 調べてみると、東日本大震災の地震による死者数は百人に満たない(約1.9万人の死因はほぼ津波)という事実。「誰も何もせず忘れている」わけではなく、現実は震災被害を減らす努力を続けてきた、その結果なのだと思。日本、案外頑張ってるじゃん。 それはそれとして、この漫画はめちゃくちゃ面白い。