内容紹介
漫画家への道を決めた、あの運命の一年。『Gu-Guガンモ』『さすがの猿飛』『ギャラリーフェイク』の細野不二彦が初めて描いた、若き日の親友、家族、恩人、そして自分自身。1978年、東京の有名私立大学に通う、細納(サイノ)青年と仲間たち。彼らは、のちに漫画家やアニメーターとして大活躍する才能の持ち主だが、その頃はただ、マニアックな学生生活を謳歌する若者たちだった。時代は日本のサブカルチャーが勃興する70年代後半。アルコール依存症の父、障がいを持つ弟、複雑な家庭環境の中、細納青年は、悩み迷いながらも、自ら漫画家の道を歩き始める。高千穂遙氏(スタジオぬえ)推薦!! 「事実と虚構を巧みに交錯させて、人生の物語を紡ぎだす。この才能をデビューへと導くことができた。それを誇りたい。」
レビュー2
5/52024/03/06 たいらい
あれ?続きって無いんだっけ?読みたい
5/52023/12/12 ハシビロコウ
細野不二彦センセといえば慶應義塾大学卒業のインテリお洒落作家どとずっっーと思っていて、ギャラフェや電波の城で見せる泥臭さや執念の凄みとそのイメージが結び付いてなかった。 でもこれで納得がいった。 そして同期や仲間に河森さんや美樹本晴彦さんがいたことも納得。 仲間との切磋琢磨ほどスキルと経験値が上がるのだと。 アオイホノオが細野センセの学生時代に出会ってたら消滅してたかもな