内容紹介
「何年も聴きたかった言葉を、出会ったばかりのお前から聴くなんて」――俳優の藤永(大学3年)は演技が大好きだが、オーディションに落ちまくってしまい、自信を失っていた。そんなときに先天性難聴のケイト(大学1年)に出会う。ケイトの第一言語は手話。藤永は手話に初めて触れるものの、これまで「伝えたい」という気持ちを人一倍持って演技し続けてきたため、手の動きを一目見ただけで読み取ることができた。そして、手話を身振り手振りでやってみることになるが、ケイトは藤永の感情表現を見て、その才能に驚かされる。「こんなに“目”で聴こえたの初めて。」――これは“伝えたい者同士”が手話で心を通わせていく、優しくて温かい恋の物語。※この商品は「カメレオンはてのひらに恋をする。」を1話ごとに分冊したものです。
レビュー2
5/52024/10/14 ぐうぐう
ほぅ…めちゃんこ良いわぁ…。 キャラのビジュも性格も抜群ですし、ふたりの空気感がほんわか甘くて最高です。
5/52024/09/30 全脳震ゼウス
この作品本当に神なんです。まわりくどい言葉じゃなくてお互いの気持ちを目で、手で、真っ直ぐ伝える。絵には心がこもってて暖かな繊細なタッチも神ですし、心の奥底からじわっと幸せが広がります。 主人公達の人間味溢れる人柄も素敵です…!! 心通う喜びや、その奇跡を味わいたい人にオススメです。〓