内容紹介
金の切れ目が縁の切れ目。私にとっては初めての男だった…。あの男だけに操を捧げたのに、いつか輸入雑貨のお店を出すつもりで貯めてた私の虎の子まで捧げたのに。詐欺師に騙され処女もお金も全てを失い自暴自棄になった美樹。死ぬ事さえ考えたが、あまりの怒りに「やっぱりただ死ぬわけにはいかない。どうせなら、あいつも道連れにしてやるっ!!」別れ際に合い鍵を取り戻さなかったのは失敗だったわね。いかに恨みがあるとはいえ一時は愛した男。苦しまないように始末してあげるわ、とマンションに乗り込むが、もぬけのカラ!? なんて間抜けなの。目指す相手が引っ越ししてるなんて。思い余って死のうとしたところを止めたのは詐欺師の友人だった…!?
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