内容紹介
百花輪の儀は佳境を迎え、残る貴妃は黄金妃・星沙、翡翠妃・玉蘭、明羽が仕える芙蓉妃・來梨の三人となった。しかし華信国は、隣国である神凱国から宣戦布告を受け、後宮にもその脅威が迫っていた。戦火を前に後宮内の勢力図は目まぐるしく変わり、争いから大きく後退したと見られていた玉蘭が、起死回生の一手に出る。そして皇帝・兎閣の弟、相伊将軍が不穏な動きをみせ……。來梨と明羽は国の危機を救い、百花皇妃の座を掴みとることができるのか――。絢爛豪華な中華後宮譚、堂々完結!
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