内容紹介
江戸時代・大坂の子ども3人組が出会う不思議のものがたり。商家で子守として奉公するおてん、丁稚の太吉、跡取りのぼんは、この世に未練を残して亡くなった人間が憑りついている道具や、恐ろしくも慈悲深い神仏の化身など、大人には見えないさまざまな不思議と出会う。その度に、心を痛めたり悩んだりしながらも、力を合わせてたくましく生きていく。河村恵利のライフワークともいうべき時代ミステリー『大坂船場夜話』シリーズをまとめた作品集。
レビュー2
5/52023/09/08 さちえ
子ども達が可愛らしい。大人の世界の悲しいことや苦しいことも、子ども達の一生懸命な気持ちで、あたたかい方へと導いてくれます。読んでいて優しい気持ちになりました。
5/52023/03/07 いまっちゃん
新刊出てほんとに嬉しい!!!! そして3人それぞれ(特におてんちゃん)の変化を感じました。