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真檎の為に脚本を書いていた事が、結果的に贔屓となってしまい、「椿課」の中に歪みを生んだ責任から合宿所を離れた八野田。それからひと月が経ち、筆を執る事をやめた彼のもとに真檎が訪ねて来る。真檎はそこで自分の過去について話し出す。それは姉を事故で亡くし、悲しみから抜け出せなくなった母を想うがあまりに、自分の存在を消した過去。
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