内容紹介
とある中高一貫の名門校。トイレの個室でひとり堕胎しようと、もがく少女がいた―― SMクラブで働く女子大生・アヤメ。裕福な実家で暮らし、難関大学に通う、なんの不自由もなさそうな女の子。でも、どうして風俗で働くのか? いじめ、そして初恋をきっかけに、性を売ることを余儀なくされていった彼女。性暴力、売春、堕胎、毒親……。昼間の笑い合う学生たちの群れに、夜の街の雑踏に、こんな過去を背負った女の子たちがいる。‘女性“でいることは時には逆境で、時には救いで。「限界」を抱えて体を売る女たちの生と性を描く衝撃のルポルタージュ、待望のコミカライズ!
レビュー2
5/52024/03/07 ぽえみ
一応前向きに生きられていて良かったけど、とてつもなく壮絶。。こういう子いるのかもしれないなあ。人を疑わないと騙され、優しさに弱くなり、悪循環...。アヤメはバイトできなかったのは、たぶんなんらかの発達障害もありそう?
3/52023/12/19 ころすけ
とても考えさせられる内容です。。「震災風俗嬢」を読んで同じ作者の方だったので読んでみました。 1話の試し読みが、衝撃すぎて少しでもハッピーエンドになっていたら、と思って購入しましたが、なんとも言えません。 スッキリした気分になる漫画では無いので、気持ちが重い時は読まない方が良いです。