内容紹介
皇帝夫妻の娘として生まれながらも、双子を忌む因習によって捨てられたエルネスタ。市井で育った彼女の元に、ある日皇帝からの使者がやってくる。「出奔した姉姫の代わりに蛮族たる人狼王イヴァンの元に嫁ぐこと」 身勝手な勅命を最初は断るものの、育ての母の病気を治すことを条件に引き受けることに。しかし恐々としながら嫁いでみれば、超絶美形の夫は特に恐ろしいことをしてくるでもなく、周囲の人狼たちも良いひとばかりだった。しかもエルネスタの庶民根性は、少数民族である人狼族にばっちりフィット。市井で培った明るさと根性が役に立ち、最初は壁のあった彼らとも打ち解けていくことに。やがて周囲から敬愛される王妃となるのだが、身代わりであるエルネスタはきちんとわきまえていた。これは双子の姉が連れ戻されれば終わる仮初めの立場なのだから、彼らの好意に甘える気なんてない。それなのに、なんだか最近人狼陛下との距離が近いのですが……?
レビュー1
3/52024/04/22 mimiΨ
面白かった 最初は 読むのが苦痛なくらい 在り来りな展開で 最後の゙展開が解ちゃう感じだったし 期待してなかったけど 読んでいるうちに のめり込んじやった! 次回 どうなるのか 本当に楽しみ それにジルヴェストルとルージェナの 恋愛話しも結構 私的にツボだった 早くこの続きが読みたいです!