内容紹介
街では『マリガド』という小説が話題になっていた。青年・マリガドが権力階級を片っ端から切り殺していくという内容で その痛快さに若者を中心として一大ブームとなっていた。しかしその残虐な表現からマリガド否定派が出版停止を求め、中央図書館が審議をすることとなった。この件が世間に騒がれていることでシオ達見習いは多くの悲劇を生んだ『黒の書』と対峙することに──。
レビュー17
5/52024/05/21 とろろ
本の表現を巡る話を本で表現するとか細かいタイトルに話題になった文学作品のタイトルをもじったものを入れてきたりとか。分かっててあえてこう見せていますって構造とか、挙げ出したらキリがないけれど、そういうファンタジーなんだけど文学的な性格を持っているところがこの作品の魅力な気がしました。
5/52024/05/10 ルーン
既刊全巻最高です‼︎今巻ももちろん最高でした‼︎絵の綺麗さに目を奪われ、ストーリーの壮大さと端々の暗喩に思考を巡らし、意外と大枠は王道な熱血サクセスストーリーでもあり一瞬で読み終わってしまいます。こんなに続きを待ち遠しになりながら、これだけ緻密な作画・ストーリーなら1年かかるのも致し方なしと納得してしまう漫画はこれだけです!!もうすぐ新刊‼︎待ち遠しいです‼︎