内容紹介
「黒百合の花が咲くとき、誰かが死ぬ」。不吉な“黒百合伝説”の影に脅かされる少女・安希子。そして彼女はこの呪われた家計の最後の一人だった。怨霊と少女との息づまる闘いを描いた「黒百合の系図」。事故で夫を、病気で娘を失ったリー夫人は、人形を車椅子に乗せセーラと呼び、まるで生きている娘のように接していた。そこにもらわれてきたアナベルが徐々にリー夫人の心を癒していくと……人形の呪いを描いた哀しくもせつない「人形の墓」ほか、揺れ動く少女たちの恐るべき残酷性とロマンを綴る傑作四編を厳選収録。
レビュー5
5/52024/11/18 ***
孔雀とカナリアのお話が好き ものすごく重厚な小説を読んだあとみたいに軽く放心する ヒロインに感情移入してしまう
5/52024/09/21 メーデイア様に愛
ガラスの仮面から来ました。 流石、ガラかめの中の劇中劇を鮮やかに描かれておられるのでこちらの作品も隙がないだろうなぁ。