内容紹介
特に特色もなく、無気力な青年・蝶野。彼の宝物は…『昆虫標本』だった。しかし、ある日、バイト先から帰ると暮らしていたアパートが火事で燃え、標本をあっという間に失ってしまう。途方に暮れていた蝶野だったが、そこにズカズカとパーソナルスペースに入り込んでくる男がいた。“草薙出雲”。彼は昆虫学者として活動しており、蝶野が参考にしている本の著者だった。そんな彼の自宅に宿泊することになった蝶野は、出雲の娘だという色白の美少女・當子と出会う。――美しくも狂わしい少女の正体は?
レビュー1
5/52023/09/28 774
蝶野と接することで世の中に溶け込みはじめたかと思われる當子、出雲は何かを感じ取ったのか蝶野へ作業への参加を促すが蝶野は断わる、まだ世間と繋がっていると信じて 一方その頃蛍世の病室では…