神田ごくら町職人ばなし

神田ごくら町職人ばなし 〈一〉

更新ステータス
マンガ
作者
坂上暁仁
掲載誌
トーチ
出版社
リイド社
5 (12)

内容紹介

「金なんざどうだっていい。心意気の話さ。わかるだろ?」 ただひたすらに、ひたむきに…… 桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く歴史的傑作。■桶職人 覚えときな。木ってのは生きてんだ──木を見つめ木と生きる桶職人の一日。■刀鍛冶 自分が打った刀で子どもが殺された。灼熱の鍛冶場ーー多くを語らぬ刀匠の胸中は… ■紺屋 友禅染が大流行する中、藍染の意匠に悩む一人の職人。先の見えない仕事に心は沈むが… ■畳刺し 明け渡った吉原が男達の仕事の場。暮れの畳の張り替えに遊女達の冷やかしは付き物で… ■左官(一、二、三) 土蔵の普請場に奇妙な男が現れる。甚三郎と名乗るこの男、上方から流れてきたようだが…


レビュー9

5/52024/12/23 ブルーチップ

良い作品だった これらの仕事は現代では廃れつつあったり 安価で簡単なものにとって代わられている どれも丁寧で高い技術が必要な技である そしてこれらの技は容易に取得することができない、とこの作品は教えてくれる 昔は生きていくために苦労して技を身につけた職人がそれなりにいた しかし現代には技を持つ職人が育つ要素があるか、受け継がれていくか─ 職人もレッドデータにある

5/52024/09/02 しょ〜たん

アルフィーのタカミーが褒めてた! 買っちゃおうかな…


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