神田ごくら町職人ばなし

神田ごくら町職人ばなし 〈一〉

更新ステータス
マンガ
作者
坂上暁仁
掲載誌
トーチ
出版社
リイド社
5 (9)

内容紹介

「金なんざどうだっていい。心意気の話さ。わかるだろ?」 ただひたすらに、ひたむきに…… 桶職人、刀鍛冶、紺屋、畳刺し、左官。伝統の手仕事を圧倒的ディテールと珠玉のドラマとともに描く歴史的傑作。■桶職人 覚えときな。木ってのは生きてんだ──木を見つめ木と生きる桶職人の一日。■刀鍛冶 自分が打った刀で子どもが殺された。灼熱の鍛冶場ーー多くを語らぬ刀匠の胸中は… ■紺屋 友禅染が大流行する中、藍染の意匠に悩む一人の職人。先の見えない仕事に心は沈むが… ■畳刺し 明け渡った吉原が男達の仕事の場。暮れの畳の張り替えに遊女達の冷やかしは付き物で… ■左官(一、二、三) 土蔵の普請場に奇妙な男が現れる。甚三郎と名乗るこの男、上方から流れてきたようだが…


レビュー6

4/52024/06/09 未設定

面白い。 けど、流石に「一太刀で三ツ胴」は嘘だと思い知らされる描写だねぇ… 斬馬刀じゃないんだから、引き切る日本刀に同時に何人もの厚みを切るような能力は無い…

5/52024/05/07 しゅんぷ

作者の精密な観察眼は、職人たちの一つ一つの手わざを解析し、それらの芯の通った美しさを、鮮やかに漫画の上に描き出しています。素晴らしい。


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