内容紹介
「守りたい。光なき世界で生きるものたちを――」マグメル深海水族館では、深海生物を守り、その生命を未来へ繋げていくために様々な人が働いている。飼育員を目指して、マグメル深海水族館で日々経験を積む天城航太郎。補助員としての業務も板についてきた彼に、ある試練が訪れる。それは、生命を扱う仕事をする誰もが経験する「大好きなものの死」だった――。悲しみの底にいる航太郎の前に現れたのは……。心に灯る深海生物と人々の物語、第9巻!!
レビュー1
5/52023/09/15 ぬぬこ
考えるだけで嫌だし苦しくて辛くて言葉が出なくなるし思考もフリーズする。 だけど真実で…。 大切な物や存在の生死は言葉で語り尽くせない。 涼君の事もそうだけど生きてくれて存在してくれて一緒に居てくれるだけで嬉しい。 その中で幸福感を持ってくれてたら最高。 それが子を一度失いかけたウチの思考。 それを思い出して再認識した作品でした。