内容紹介
「子どもは無理、私は“母親”になりたくないから…」金沢アサ、哲也夫婦は【DINKs】。共働きで子どもを意識的に作らない、持たない夫婦。結婚して3年たつが、その考えは変わらなかった。ある日、アサは高校の同窓会に参加する。子持ちの同級生らの会話についていけず、その上子無しのアサへの陰口も聞いてしまい、居心地の悪い思いをした。帰宅後、気落ちしたアサは哲也の「子どもはいなくていい」という言葉に慰められる。けれどその言葉と裏腹に、哲也には秘めたる思いがあったがアサはそれを知る由もなかった……!!※この作品は『ダークネスな女たち Vol.70』に収録されています。重複購入にご注意ください。
レビュー2
4/52023/11/02 ひろあか
常識とか普通とか世間とか、マジョリティに弱くて安心したい気持ちもわからでもない。それを人に押し付けたらダメよね。みんなと一緒がいいんだ、サザエさんみたいな人生がいいんだって言うならそういうパートナーを探さないと。
5/52023/11/02 ゆ太郎
どう決断するんだろう…。絶対産みたくない割に避妊相手任せ←確かに そういう設定じゃなきゃ話進まないからだろうけど この夫のような無自覚なモラに対してアサはちゃんと都度抵抗して自分を大切にしていて応援したくなる。 ただ、あさのように一貫した頑固タイプには分からないだろうけど、夫のような柔軟タイプからすると、事前にいくら考えたところで先のことは分からないんだよな。。