内容紹介
一族の掟で、14歳の一年間、日本で隠遁生活をおくることになった天狗の末裔の少年・オン。愛層がなく初対面ではとっつきにくかった兄・基が、日々の暮らし同様、自分を大切にしてくれていることを理解して二人の関係は続いてゆく。水が温み、花が咲き、基がこよなく愛する日々の季節は春へと移り変わる。基の手が丁寧に作り出す、山菜のケーク・サレやイチゴとミルクのアイスクリームはNY育ちのオンの想像を超えてくる美味しさ。目で楽しみ、手を動かし、お腹が喜ぶ、天狗の兄弟の生活・春編です。
レビュー7
5/52024/10/26 まえださん
カバー裏が本当に良い。 私自身が犬を飼っているので、 少しでも話せる期間があって羨ましいなと思う反面、 天狗の子たちと話せなくなってしまうことをムギはどう感じてるんだろうか、と心配していたけども 言葉が通じてなくても気持ちが寄り添っているのが良いね
5/52024/07/17 ぽんず
嬉しいと動く羽!かわいい! 基兄様もオンもむぎもみーんなかわいい! 有意はかっこいい!