内容紹介
年の瀬も迫った山眠るの月。シウは友人のガルエラドと共に、彼の故郷である竜人族の里へとやってきた。シウはそこで里の人々に農業を教え、かわりに彼らが受け継いできた歴史を教えてもらうことに。そんな中、人と交わって生きることを選んだハイエルフの一族である“ゲハイムニスドルフ”の使者が魔獣に襲われたとの知らせを受ける。彼らを襲ったのは猿型の魔獣だった。しかも普段は単独行動を好む魔獣たちがなぜか集団で襲い掛かる。統率の取れた襲撃に疑問を持ったシウは、魔獣たちの中に「言葉を話す」魔獣を見つけて――!?
レビュー
まだレビューはありません