内容紹介
修行の集大成として、八百長はびこる武芸試合に臨んだリアムは、調子に乗ったペーターに容赦なく天誅を下す。レーゼル子爵の怒りを買うも、クルトとエイラを引き連れ迎えに来たティアと共にレーゼル家を後にするのだった。だが、そこには案内人の手引きで海賊が待ち受けていて…… 「海賊狩りだ……一匹たりとも逃がすな!」 意気揚々とアヴィドに乗ったリアムは、新機体ネヴァンを駆るティアを連れ、修行での鬱憤を晴らすかのように敵を殲滅。やがて追い詰められた敵が切り札を出すも、リアムはどこ吹く風。とっておきの最新装備を使い、更なる奥の手で対抗する! 晴れの舞台に愚かな海賊の血桜が舞う―― 猪突猛進に暴れ回る勘違い領地経営譚、第五幕!