内容紹介
狂気を纏い本能の赴くままに暴力へと走る男・モン。そして爆弾作りが趣味の孤独な少年・トシ。彼らの行く道は破壊なくして語れないバイオレンスロード。わずか7日間でトシモンの被害者は96名に及ぶ。同時期に北の海から本州に上陸した謎の巨大生物ヒグマドン。多数の犠牲者をだし破壊の限りを尽くす。この二つの狂気が交差する時におこるカタルシス――――凡人には理解しがたいストーリー展開に思わず息を呑み、読む者に強烈なインパクトを与え、そして忘れられない作品になるだろう。■目次■01 ばくだん02 パワーボム03 羆04 そこのけ そこのけ05 石コロ06 オニ07 王様とマリア08 天と地
レビュー2
5/52024/10/05 ぶぶ漬け
プロの漫画家から多くの支持を集める新井英樹の代表作。凄惨な描写も多く読み手を選ぶ作品ですが自分は生涯で1番の漫画です。殺人犯vs巨大ヒグマvs国家権力。作者は聖書を書くつもりでこの作品を描いたと言っていましたがそれぐらいのスケール感の作品。
5/52024/08/08 John Rider
読む人を選びますけど物凄すぎる作品です 深作欣二が映画化しようとしてましたがどこまで忠実に表現出来たかは分からないくらいのバイオレンス描写ですね 作中のモンの台詞『俺は俺を肯定する』を映画『バトルロワイヤル』で桐島に使わせているくらい深作監督にインパクトを与えていたようです これと『殺し屋1』が看板作品だったヤングサンデーもぶっ飛んでますが笑