内容紹介
教会で働く聖女・リゼルカは突然魔力を失った。焦るリゼルカを、魔法士のシャノンが保護しに来る。多くの浮名を流すシャノンとは幼馴染だが、昔から苦手だった。力がない自分は無価値だと悩むリゼルカに、研究者が提案した回復方法は、建国の祖の血を引くシャノンと『契る』こと。シャノンは堅物のリゼルカには無理だと言うが、少しずつ彼に慣れると決める。保護のための同居生活の中、リゼルカはシャノンと触れ合う練習を始める。初めての経験に戸惑うリゼルカだが、遊び人のはずのシャノンもどこかぎこちなく――?※紙書籍初版&電子特典として、書き下ろしショートストーリー【冬が来る前に。】を収録 詳細は紙書籍の帯、電子書籍の巻末をご確認ください==キャラクター紹介==○リゼルカ教会の聖女として、人々の治療に当たっている。強大な魔力をもつ。13歳から教会に所属し、外の世界のことはあまり知らない。「魔力を取り戻すためならなんでもします」○シャノン代々王の側近を務める家の出身で、優秀な魔法士。「女性好きの遊び人」という噂だが――?「潔癖な君には無理なんじゃない?」
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