内容紹介
黒幕・ゼーに本物の“歌姫(ディーヴァ)”を渡すよう求める炎眉にボンベロは引き換えとなる条件を提示する。それはただ、母(炎眉)が料理した食事を娘(ウーラ)が食べること。決別した母と娘の邂逅に、ボンベロが用意した謎の一計――。幼い日、母親が殺し屋と知り絶望の淵へ落ちたウーラは母を憎悪、乳母・カバネラと共に壮絶な人生を歩む。一方、炎眉は自分の中の矛盾に葛藤を続ける……。殺し屋専門ダイニング“キャンティーン”開店に至る特別編収録!
レビュー6
5/52024/11/21 まるたろう
過去編が最高に面白い。 殺し屋になる前、殺し屋として生きてきたそれぞれの過去が壮絶すぎて胸が痛くなる。 過去を知ると登場してきた殺し屋たちへ感情移入してしまう...。 本当に一人一人の生き方、歩んできた道が壮絶で、強く逞しく悲しい。 毎巻あっいう間に読み切ってしまう。 何回読み返したか。
5/52024/02/24 ささかまぼこ
ダイナーのテーマは、殺し屋の魂の救済なので、どうしても過去編は長くなる傾向にある。まして序盤から出てきた炎眉編なので、ギデオン編と同じくらいは引っ張るのかもしれない。 最新話まで拝読済みだが、カナコは序盤から比べたらだいぶ殺し屋なりの矜持みたいなのを理解してはきたが、完全にはまだ染まりきっていない。 21巻は伏線回収もあるので、非常に楽しみ。