内容紹介
アニータは、『王都を救った英雄』と呼ばれる騎士団長ルイスの妻。愛し愛されて夫婦になった二人だったが、かつてアニータの実家が取り潰しになった際、彼女を支え、真っ赤な顔でプロポーズしてくれた彼はもういない。彼は部下の騎士や令嬢と関係を持っているらしく、その噂は町で治療魔法師として働くアニータの耳にも届くほどだ。それでも彼への愛から我慢してきたアニータだったが、そんな時自分の命が長くもたないとわかった。そこで、死ぬ前にこの関係に終止符を打とうと決意し、ルイスと離縁することにしたのだが……!? 残りわずかな人生、後悔なんてしたくない! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
レビュー2
5/52024/11/08 ガルル
切ない。 切ないよ。そんなに大切ならちゃんと話し合えば良かったのに。 周りの権力者も目的の為とか言ってさ。 ヒロインの気持ちを考えずに・・・ヒロインは最後、満足そうだったけど私は嫌だなって思った。とっても綺麗な終わり方だったけど何でヒロインを苦しめた人が報われて満足してるのよ。 ヒロインは心の苦しみを綺麗に浄化した。 たった一人でね。それが凄く・・切ない。
4/52024/06/20 只野 慈瑠
泣かされました。後は、読んでください。