内容紹介
「――ここは、クレアの一度目の人生か……?」卒業試験での出会いがとんでもない世界へのきっかけに 王立学校の卒業試験が始まった。クレアが研究のテーマに選んだのは、マルティーノ公爵家に隠されていた祖母の形見の香炉。だが実は、それは乙女ゲームの世界のアイテムで、未来視の魔術を起動する魔道具だった。魔道具を使い、この世界に新たな危機が迫っていることを知ったクレアたちは、海の向こうにある皇国の皇女ベアトリスに出会う。しかし、クレアは皇女が持つ禁呪を跳ね返してしまい、ヴィークやリュイと一緒にとんでもない世界に迷い込むことに……? クレアの『一度目の記憶』が大切な皆と巡りあう第5巻。
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