内容紹介
大学時代に亜季をひどく傷つけた男、瀬名良平。パテント・トロールで荒稼ぎをする総合発明企画に勤める瀬名の策略で、亜季は会社の内部情報を漏洩しているのではないかという疑いをかけられてしまった。潔白を証明することも難しく、退職まで決意した亜季を止めたのは、尊敬する上司の北脇だった。二人は瀬名を呼び出して反撃に出ようとする。亜季を操作するのは簡単だと信じている瀬名は、懐にICレコーダーを忍ばせて呼び出しに応じるが…。月夜野ドリンクは看板商品『緑のお茶屋さん』を守り切れるのか!? そして亜季と北脇は…? 「知財」をめぐるお仕事小説、緊迫のシリーズ最終巻!
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