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正月に朝桐家へ挨拶に出向いて以来、休む間もなく、働き続ける蒼。そんな蒼の姿がどことなく苦しそうに見える紅哉は、今まで蒼が朝桐家でどのように過ごしてきたのか気になり始め……。亡き姉が結んだ愛のない情縁の夫婦を描く大正婚姻譚。
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