内容紹介
忘れてしまいたい、おぞましい記憶…。同級生はたった4人という田舎の中学生に通う澪は、クラスメイトの梨々子が苦手だった。華やかな外見とは裏腹に残虐な性格の彼女は、澪からお金を巻き上げたり、学校で飼っていたうさぎを殺したりするだけでは飽き足らず、さらに恐ろしい事件を起こして…。(紫垣まゆみ『殺意の迷宮』)父親が出ていってしまったため母親とふたりで暮らす少年は、夜毎、夫を恨んで泣く母親の声に悩まされていた。ある日、目覚めると突然歩けなくなっていた彼を母親は心配するが、その夜から母親の泣き声は聞こえなくなり機嫌もよくなって…。(小沢孔璃子『凍える夜に…』)誰にも知られず犯した殺人の真実を描いた4作品を収録した『女たちの事件簿』第55弾!!
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