内容紹介
立ち向かうは、“災厄”の謎。“人外の仕業”と噂される事件の謎を解くことで、怪異を封じる力を持つ混河葉介。葉介は、幼馴染が怪物へと変貌した“災厄”の事件の真相を求め、“怪異を管理する”混河家の一員として、さまざまな謎を解き明かしてきた。葉介は、義父にあたる混河家の当主が亡くなったという一報を受け、義妹の夕緋・由芽・瑠佳の3人とともに混河本家に向かう。当主は、当時混河家にいた兄弟姉妹たちの誰かに殺害されたらしく、葉介はその犯人探しを任される。容疑者は、“悪魔”の力を持つ長男・純夜、“ドラゴン”の力を持つ長女・衣吹、“狼男”の力を持つ次男・玖郎、“ゴルゴン”の力を持つ次女・静、“風神雷神”の力を持つ三男・心絃、“雪女”の力を持つ三女・零胡の6人。さらに、当主の遺体を調べると、葉介が追い続けてきた “災厄”の事件の被害者たちと同じ特徴が見つかりーー。ワケあり【兄×妹】バディが挑む新感覚ミステリ、堂々の完結巻!※「ガ報」付き!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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