内容紹介
耳が聴こえない“ろう者”の芙美子の夢は、翻訳家!「音楽」がテーマの小説の翻訳をするため、生まれて初めて楽器店を訪れる。初めて見るピアノに圧倒される芙美子。冴えない店員・相澤がその巨大な楽器を弾き始めたとき、足元から伝わる振動に、思いがけず心が震え……。――きらめく音楽の波が、芙美子を新しい世界へ連れていく!
レビュー1
5/52024/12/13 ちょも
読んで良かったです。すぐに続編も買いました。 後書きにあった「静かな差別が横たわっている」との言葉にぎくりとしました。 もう随分忘れてしまった指文字、覚え直そうと思います。いつか機会があれば、会話ができるように。