華国花街鬼譚

妓楼の龍は帰らない 華国花街鬼譚

更新ステータス
小説・ライトノベル
作者
霜月りつ 亀井高秀
掲載誌
小学館文庫キャラブン!
出版社
小学館
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内容紹介

中華花街のホストと古龍に別れの時!? 色街の売れっ子隼夫(ホスト)怜景には悪霊が憑いている。殺され、国を奪われた両親や一族の怨念だ。滅びた国の皇子である怜景に悪夢を見せる怨念たちだが、蒼薇と同じ部屋で暮らすようになってからはその念も薄くなっている。蒼薇の正体は長い眠りから目覚めたばかりの古龍。蒼薇はかつての友の子孫を捜す旅の途中だったが、人の世に疎いため、あやうく無銭飲食しかけたところを怜景に救われ、いまは怜景の店で祓霊師となり、ご婦人方の相談役をしているのだ。ある日、怜景は何年も会っていなかった妹からの手紙を受け取る。夫と一緒に怜景に会いに田舎から街までやってくるらしい。しかし怜景は妹に妓楼で働いていることは隠しており、高級料理店で働いていると伝えていた。妹に真実を知られたくない怜景は、周囲を巻き込みながらなんとかごまかそうとするが!? 怜景と妹の再会、妓楼で起きた殺人事件、村で起きた怪異――。怜景と蒼薇が遭遇する不思議な出来事を描く華風花街ファンタジー、クライマックスの第三弾!


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