作者が自分の考えやこだわりを押し付けに押し付ける話なので、かなり好き嫌いは分かれると思います。一部描写も女性にはウケないだろう事も容易に納得できます。
ただハマる人にはハマる、不思議な魅力のある作品です。作者の別作品も買い倒すほど自分にとってはドツボですが、嫌いな人の気持ちもわかるので3巻まで呼んで合わなかったら、多分合わないと思います。

私が粋や味のあるもの、お堅い世界が好きっていう性格が理由なのかもですが大好きです、タイトル忘れたけどほかの魯山人のお孫の話も好き。
調理の基本を教えて貰うつもりで読んでます。

最近は万人受けする漫画が第一になってて(売れなきゃ描けないのでしかたありませんが)こういう作者の味が強い漫画が少ないのが寂しいくらい。

読み始めは絵柄にチカチカ目が追いつかなかったのに、いつのまにかクセになり話も素敵！
粋な世界に飛び込んで自分も目からウロコが落ちるような世界。

つうか、まず本物か語るのはいいけどさ、その為に他を下げる言い方するの気に障る。本物って他と比べる事しないと思うけど。

大人の男性向けの和食マンガだと思いますが、ストーリーもキャラも個性が強く独特で面白かったです。自分は後書きはそれほど気になりませんでした。(その当時の作者さんの考えだと思うので、時代もあるかなと...)

マンガ自体はすごくおもしろかった！けど、ほんと後書きが残念…
クラムチャウダーとかナポリタンがダメって、江戸の料理を見下す京都のおじさんと同じ考え方じゃんねぇ。

押し付けがましい…
おせんさんがいいキャラしてるだけに本当残念

失恋のグリコくんにあんなかっこいいお迎え。じぶんの雇っている従業員に、そこまでする？
人を大切にして、守るおせんさん、いいなと思います。
物にだけではなく、きちんと人を愛する、おせんさん、いいなあ。

女性はあまり好きじゃないかもと書かれてますが、私はすごく好きでしたよ！食の詳しいことは分からないですけど、単純にご飯はおいしそうだし、おせんさんのいやらしくない色気がとってもかっこいいし。こんな女性憧れます。

間違いなく通向けですから、拘りもアクが強いですよ。
ですが、あくまで内輪での飲み食いの席でのむかえ舌ですからマナーもヘッタクレもなく飲み食いしましょうの心意気かと。
上のもんが足崩さないと下のもんも崩せないのが日本人ですから。
私、女の意見です。

確かに通なんだろうけど…モテなくて口ばかり達者な通ぶりの男の妄想みたいなお話。確かにおせんさんはカッコイイ…こっそり読んでる分はいいけどおおっぴらに広めて「これが通だぜ！」と喧伝するのはすごく気持ち悪いような…読んでると飲み会で親父に軽くセクハラされてるような気持ちに…面白い人には面白いと思います。ただ、多分女性ウケは悪い。

美食通向けですが、ヒロインさんが迎え舌した時点で私はもうだめでした。
ここまでこだわらないとまともなご飯じゃないみたいなストーリーも、一部の人向けであると思います。