何度読んでも可哀想。何度読んでも興奮する。それが河合みち子さんの脱糞シーンとセルフ浣腸シーン。

そもそも河合みち子さんが先に弁当に下剤を入れるという罠を仕込んだのですが、それにしても(それだからこそ？)哀れなのが河合みち子さん。
河合みち子さんの脱糞やセルフ浣腸の場面に私が居合わせたら、大便にまみれた河合みち子さんの美しいお尻や女性器をトイレットペーパーでぬぐって頭をやさしくなでて差し上げます。

ここまで自分という武器と魅力を最大限に引き出し活かしている女性キャラはそういない。向かうところ敵無しの桂子が破天荒に決める姿は一周回って気持ちがよく思えました。

こんなハイパーな女性キャラクターを産み出した哲先生はすごいとは思います。セクシャルスキャンダル、ギャグセンス、人生の苦みなど、色々味わえる強烈な名作ですが、暴力シーンがちょっと苦手でしたね。みちこさんがかわいそうで、かわいそうで。