吉野朔実の作品がとても好きです。それぞれの作品を連載当時から何度読み返したかわかりません。
亡くなられて新しい作品が読めないのが残念ですが、出会えたことに、とても感謝しています。

ハルやヨキたちが、強く生きていけたらいいな、と思う。自分も強く愉しく成長したい…もう大人だけど。

幼さを表現したいのかもしれないけど、ヨキがほんと無理。ただのムカつくクソガキをさらに悪くした感じでただイライラしてせっかくの良作が頭に入ってこない。

面白かった。引き込まれる作品。

昔似たような経験があるけど､
最後の食事のシーンで父親が息子に一緒にねるか?
と聞いた時の子供の反応が全く私と一緒でびっくりしました｡
空気感がそのもので､良く研究されてる作品です｡
人の多くは追い込まれれば追い込まれるほど､静かに生きようとして､自分の心にギャップが生まれます｡
彼のこのごが気になります｡

いい ひきこまれる

高校生の頃、友人の勧めで初めて吉野朔実の漫画を読みました。本作品もずばり、こうだ、と結論づけず余韻を楽しむ面白さを味あわせてくれます。
そして、きっと吉野さんが伝えたかったのはこういうことだったのだろうな、とずっと考えてしまう。
高校の頃読んだ、恋愛的瞬間は、
もうずっと私の心の中にあって瞬間のようではなくなってしまったけれど。
吉野さんが残してくれた作品達をこれからじっくり読んでいきたいです。