気になっていたシェルターの話
人の行動心理が本当にリアルで……つらすぎる
実際有り得そうなシーンが多くて
凄惨な判断もあるけれど確かに人の生きる姿があって読む手が止まらない

おもしろいですけど、ショッキングな内容もあります。私は、ちょっと読まなければよかったと考えてしまうシーンもありました。

花が大切に育てられてたのがよくわかる。
死ぬのも生き残るのも怖いわー
ピー助ってグランパスエイトのマスコットに似てない？

最初、食料庫へのドアを見て食料の奪い合いがあったんだなと思った。
シェルターの生活は、食料が足りなくて殺伐として壮絶だったんだろうと。

もし自分だったらどうしたいだろう。
こうなる可能性があってもシェルターに残って生きたいか？
7人のチームに残りたいか？
それとも地上で…

とても現代でぬくぬく育った私には簡単に選べない。

うすうすどこかにはあるだろう、と考えられていた例のシェルターの話。これもなかなかヘビーです。
政府の人間や残された人々の葛藤や努力が見所です。政府の人間は、鬼になってでも人を切り捨てなければならなかった。資源もなにもかも足りない中で、生き残る可能性の高い人に生き残って貰うために、選択をしなければならなかった。決して極悪非道な訳ではなかった。