大好きな建礼門院右京大夫と平資盛が出ていて引き込まれました。
お話はだいぶデフォルメされてましたが、二人の真摯な想いが伝わって来て、栄枯衰勢の狭間の儚い一雫をそっと拾い上げた気分です。

歴史上の人物が沢山出ていて引き込まれるお話し。
安徳天皇を抱き抱え二位尼と建礼門院徳子が入水し建礼門院徳子だけが助けられ仏道へ、その庵を右京が訪ねる。右京は右京で実らぬ悲哀。歴史好きは勿論の事そうで無い方も綺麗な画風に引き込まれる。

資盛と右京の、直接的でない心の交わりが本当に切なくて…。 他の話もすごくいい。
この先生は、いろんな時代の話、有名な人もそうでない人の話も描いてくれるから、歴史好きにはたまらない〜！

絵も綺麗で読みやすかったですし
私は歴史系マンガ好きなのでとっても面白かったです！