世がメイドカフェで騒がれていた2000年代前半。「本当のメイドはこれだ!!」と手にした漫画でした。
当時の身分差の恋。主人公たちの生い立ちや彼女ら彼らの周りの人たちの人間模様。すべてが繊細で何度でも読み返してしまいます。
森薫先生と言ったら、『乙嫁語り』の方々も多いかもしれませんが、私は断然『エマ』です。
他の方もおっしゃってますが、アニメも最高です。サントラも最高です。
購入して何回も読み返しました。
自分の中では、ベルサイユのばら、
ハイカラさんが通る、日出処の天子と並ぶ
歴史ロマンスの金字塔です。
アニメの一期が、また良かったんだわ〜。
乙嫁も読んだけれど…
うーん、やっぱりこっちの方が好き。
最初はなんて地味なと思いながら、
いつのまにか
世界観に没頭していきました。
昔から萩尾望都さんとか読んでて
日本人が書くイギリスのマンガが好きでした。
そんな1巻のはじまり…
アニメから来ました。アニメの雰囲気が良く原作にハマりシャーリーも良かった。何度読んでも好きな作品です。乙嫁語りだったかな?そちらはまだ読んだことはないですが、こちらは何年経っても色褪せない良さがあるなと久し振りに読んで思いました。
メイド好きの森薫先生が心血注いだメイド漫画。
19世紀イギリスの時代背景や上流階級(成り上がりと貴族の世界)と中流階級や労働者階級の暮らしが勉強出来て、尚且つロマンスに浸れちゃう素敵な漫画です。雰囲気はイギリス文学を読んでるような感じで、ジェーン・エア等が好きな人には堪らないかも。
そして、あとがきも必見!
(と言うかあとがきが面白い)
乙嫁語りを見て、こちらも全巻読みました。
乙嫁語りと同じくらいの時代のイギリスの話です。
見比べて国によってこんなに違うのかと思いました。
やはり森薫さんの絵は素敵でこちらも絵で語る感じですね。
文字が読めなくても読めてしまうような作品です。
出てくる全員が主人公で、最後は全員笑顔で読み手も笑顔になります。
素敵な作品でした。
乙嫁語りで森薫さんを知って,エマで一層好きになりました。19世紀末から20世紀初頭の英国を舞台に,上流階級の商家の跡取りとメイドが繰り広げる身分違いの恋の行方が気になって,一気読み必至です。魅力的なキャラクターたちのやりとりや,細部まで書き込まれた衣服や調度品など,魅力がたっぷり詰まっています。1〜7巻が本編,8〜10巻が番外編。いつか続きが出て欲しい作品です。