「彼女（彼氏）が〜高校志望だから」っていう理由で進路決めることを"青春"を理由に美しく描いて欲しくなかったなぁ。実際中学からの交際のままずっとうまくいくことなんて数%しかなく、高校や大学に入学してから別れて気まずい思いをしてる友人を沢山見てきた。それもまた思い出って言われてしまえば終わりなのかも知れないけど、将来に繋がりうる選択肢を優先した方が私は良いと思う。

14歳ってこんなに複雑だったっけ、と、自分の中学時代を思い出しながら読んでいました。それぞれの想いが交差して、とても複雑な気持ち。14歳の真っ直ぐすぎる想いや、ひん曲がった想い。それぞれの想いを読み進めると、あっという間に読み終わる。そんな作品です。