最後に「この作品はフィクションです」って出てきてびっくり。エッセイではないのでしょうか？
それでも実際の介護経験から描かれただろう内容はとても面白くためになりました。買って損はありません。

誰よりも旦那が大変だと思った…

読めて良かった！！めっちゃ泣けた。めっちゃ考えさせられる。

これは旦那さんが本当素晴らしい。こんな良い男いるのかな？
うちは両親共に頭おかしいので（作中に出てくる父のような）育ててもらってもいないので介護をする気はサラサラないけど実際そうなるとしなくてはいけないのかなぁ…
よくニュースであるような介護疲れの殺人なんかもわかる気がしてる。
知り合いもそれで新聞に載ったし。
ただ普通にもう少し皆んな政治に興味をもって、より良い社会になっていくことを望む。

家族目線からの在宅介護の取り巻く環境、サービス、それぞれの家族の心境など、ひとつの家族の形としてわかりやすく表現されていてサクサク読めました。私自身、祖父母の介護や病棟での勤務経験から「わかるわかる！」と何度も頷きました。作者さん達が努力して在宅介護していたのは「凄い」の一言です。正直、施設に入れれば……と思いましたが、最後まで読むと作者さん達にお世話してもらってお母さんは幸せだったんだろうなぁ