現実にはこんないじめられんやろ、というかまともな中学なら一芸持ってる子は尊敬されると思うけどな。どんな民度やねん

斬新な設定で面白い。ただ、LDを努力の問題にすり替えるような描写に引っかかってしまった。いじめっ子や意地悪な先生だけでなく主人公に親身な先生すら理解が誤っている。実在する障害を取り上げるなら、正しい知識を広めてほしい。出版時に気付けなくても、コマの外に注意書きするみたいな対応はできると思う（『光とともに』とか障害者を扱う漫画の多くはそうしてる）。

面白くて一気に読んでしまう。
ちょっとテレビに出たくらいで、いじめてくるとか本当にレベルの低いいじめっ子達にうんざり。
自分が見下してる子が、テレビで注目されるのがそんなに腹立つの？
最後、目を開けた時に北條さんが居て良かった。何があっても北條さんはりょう君を裏切ったり、見捨てたりしないで欲しい。

どのお話も読み応えがあって面白くて、北條さんと良くんとの関係もかわいくて楽しい！マジックアワーを見上げるシーンはカラーで見たいような感動シーン。悪役みたいなサカキシンさんも、人の心を操るようで実は…という奥深い人だったり、いじめの話も一筋縄ではなく、考え深く読ませてくれます。そしてこの巻は特にラストが素晴らしい！みんなが奇跡を祈るような切ない気持ちが込められています、必見！