3/52023/10/19 フルーツスキャンダル

萩尾望都さんはもう30年以上ファンで読んでますが、この話はちょっと微妙です。兄アンリとギーズの老け具合がひどいというか。2人とも同じ顔に見える。もっと2人ともかっこよかったのになんで?
ナヴァルのアンリは良い感じに老けてるけどね、、
マルゴ、ほんとーーにそこまでギーズが好きだったか?ギーズの晩年ほぼ会ってないよね。美化し過ぎじゃないかなー。ギーズは結婚して子供できて、マルゴの事絶対忘れてると思うわ

4/52022/05/11 karumiru

池田理代子「ベルサイユのばら」の前のルイ14世の時代は木原敏江「アンジェリク」で補完。萩尾望都「王妃マルゴ」では更にその前のアンリ4世、アンリ3世、シャルル8世の時代を主人公マルゴを軸として知ることができました。ブルボン朝の前のヴァロア朝フランス。実はイタリアメディチ家出身の母后カトリーヌの力が強かったんですね。私はずっと何故かフランス王家の話とは思わずに読んでました。マルゴが黒髪だからかな。

5/52020/02/25 マル坊

ついに終わってしまった…
ヴァロア王朝の終焉、フランス史の一部を堂々と描き切った名作です。
マルゴの性格も、ありがちなヒロイン像ではなく、色々な事情と周りの異性に流されてしまう描写がリアルです。
周りに翻弄されていく様子がきちんと描かれているところに、時代のうねりを感じてゾクゾクします。
また、萩尾望都先生の画力なくして、このドラマティックなストーリーは描けなかったでしょう。
漫画史に残る名作!