とても綺麗で悲しくて切ないですが、素敵な作品でした。

いい！よかった！！！

最初はワケわからなくて気持ち悪いだけと思っていたけど、途中から引き込まれてきて、ついに最終巻購入しました。
不思議で独特な世界観だったけど、いい感じにおさまったんだろうな。
真佐子視点と日野視点も読めたらいいのになぁ…

3人それぞれの想いが苦しく切なく絡み合って、とても独特な心のやり取りに胸を打つ作品でした。
原作は読んでいませんが、漫画化にあたりとても苦労されたのだろうなと思います。
繊細さと大胆さ、そして激しさに翻弄されながら読み進め、最後に暖かい陽だまりに涼しく爽やかな風が吹き抜けた、そんな感じがしました。

切ない結実だなと思いつつ、なんだか満足しきりました。

素晴らしい作品だ

原作者いるのかと良く見たら岡本かの子って太陽の塔の岡本太郎のお母さんか！
この方ご自身が、旦那公認で自分の若い愛人と同居したり激動の人生よね。
たしか瀬戸内寂聴さんの小説のモデルになった筈。。

これ最終回マジで泣きます。私は涙が止まりませんでした。

こんな愛の形も素敵だなと思える作品でした