えみりが自分の気持ちを吐露できる人がいてよかった。
朝の存在は重いよね、でも言えないし、朝との友達をやめたいわけではないのだから、苦しいよね。
えみりの恋が誰かに踏みにじられずに進みますように。
外から見ているから朝の言動がもう少しどうにかならないかと思ってしまうけど、何度も読み返しているうちに、人間だなあと思う。
人として本当に関わりたくなくなるほどではない、でも全部許容もできないような。
とても人間って感じの漫画
何度も1巻から読み返して、毎回自分に落ちる物や発見があるのが本当に尊いと感じる漫画です。(今も5周目くらいかな?)
人間心も体も成長するスピードは違って当たり前だけれど、エミリちゃんは沢山の葛藤の中から自己を見出しているタイミングなのかと思えてグッとくる。
朝の一件思慮浅く見えるシーンや、無神経に思える面もその《正直さ》を受け入れて貰えてきたのだな、疑わずにこれたのだなと感じてまたグッときました。
徒然
こうでなきゃいけない、ああでなきゃいけない、とか、こう進むべきっていう指針があれば人生生きやすいんだろうけど。
それじゃ面白くなくて、
でも、自分の声をちゃんと聞いて、自分で自分自身の味方になれば、案外行動できちゃったりして、
そういう体験をこの本を読んでると思い出す。
えみりがすごい好きで、マキの影響で自分を自分としてゆっくり状態の意味で落ち着かせて、形成してる感じが推せる。
「旅行に行った」→彼氏とですか?!
「この前の休みに〇〇して〜」→彼氏とですか?!
こういうのにうんざりしてるので、「レンアイしない」でこんなにもしっくりと納得して話を変えてくれる友人は貴重。
おもしろいっ!!!取り巻く人たちの関係性が色とりどりでこの人の漫画すごい。
朝とエミリの友情(ってかくと薄っぺらいけど)のびみょーーーなところとか
人によっての寂しさの違いとか。
朝は生きてるね。
わかんないわかんないって言いながら考えて考えてる。
そうやって大人になる。
親を失って、親の妹なのに親とはちがう人と出会って。
そして、自分を作ってる。
人と比べたり、人に出会ったり、そんで考えて考えて、
自分になる。その過程が本当に丁寧に描かれてる漫画。
考えさせられる。
朝にずっとイライラというかモヤモヤしてて。親を急に亡くしてその気持ちをゆっくり消化してるのはわかるけれど、今ある環境はまぎれもなくまきおちゃんのおかげなのに、そのまきおちゃんの仕事を馬鹿にするみたいな言い方や変わってるとか言ったり、掃除ができない事を執拗に責めたり、まきおちゃん自体を否定してるように見えて。親友の全てを恋と繋げてやめてと言ってもやめなかったり。朝ってデリカシーがないんだなと思った。
あ〜〜〜〜〜;;;;
なまなましくて最高ですほんと毎巻、、、、、、
呼吸、、、、、、、呼吸してる、、、、、、、、
しんしんと降り積もる言葉が心に染みて蒼々とした草原が広がって、本当にこの作品に出会えてよかった
待ってました!!!
朝とのちょっとしたやり取りに姉の影を感じてるだなぁ…嫌いだし、憎んでるけどそれも含めて少しずつ消化しようとしているようにも感じる。
心の機微みたいなものがじんわり伝わってくる素敵な巻でした!!
てか、笠町くんエッロ!!(笑)
えみりちゃんの感情が等身大の高校生すぎて胸が苦しくなる
えみりの恋愛観がわからず強めに質問してしまうところとか、槙生ちゃんの言葉の意味を一生懸命自分の中に読みこもうとしてる朝はまるで本当に一人の人間みたい。
読む側の年齢によって、色んな感じ方や感想が生まれると思う。
十九歳の私にとって、この漫画の存在と槙生ちゃんの言葉の数々はどうしようもなく私を逞しくしてくれます。
冬の季節の色々、淡々と日常って感じだった、わりに穏やかな波線みたく経つ時間のような。
次巻で春になるんだなって思って。
悩める女子高校生たちがとてもリアル。まきおちゃんの、「わたしに人並みの感情や習慣を求めるのが間違い」が好き。それを開き直りで、怠惰のように感じる朝は、絶賛自分探し中って感じでいい感じにウザくてかわいいね。